私たちについて

おうちで「おかえり」と言える未来に向けて

「おかえり」に込めた思い

 学校へ行きたくなくなって、おうちでずっと過ごしている。保護者の方と一緒なら少しずつ外出ができるようになってきた。休む時間も大切、甘える時間も大事。でもしばらくしたら、一人でもお出かけして外の世界でがんばって、無事に帰ってこられるように。おうちで待っていて安心して「おかえり」が言ってあげられるように。そんな将来への願いをこの「おかえり」という言葉に込めています。

きっかけは「議員と話す会」

「不登校のお子さんのいるご家庭と議員とで話す会」(以下、「話す会」)を愛知県知多市の市議が令和6年1月20日に開催。小学3年生(当時)の親子の相談を受け、しっかりとお話を聞かせてもらい理解を深めるためでした。1回だけのつもりが計5回を実施。共感する知多市議をはじめ、たくさんの議員さんが参加し、当事者保護者や支援関係者がざっくばらんに意見や情報の交換をしました。

「話す会」から見えてきたこと

当事者側

居場所の情報を集めたい

当事者側

学校に相談してもあまり情報をもらえない

活動側

居場所活動をしても知ってもらえない

当事者側

行きしぶり時期の仕事との両立が難しい

当事者側

親も戸惑うので、親の支援も必要。

活動側

居場所は作りたいけど、不登校に限定したくない

「話す会」から団体「おかえり知多」へ

「話す会」終了後もこのつながりを大切にしたいとの思いから、参加した当事者保護者・市議の一部が中心となり「おかえり知多」という団体としての活動を継続することにしました。活動内容は①情報発信、②つながりづくり、③ともに考えるの3つを柱としていきます。

「不登校」という言葉はわかりやすいけれど…

わかりやすさがある一方で、その語感から当事者にとっては否定や責められているようなイメージで受け取られることも。また、行きしぶりとか、行きたくないけど登校してる、学校でいづらさを感じてる、毎日すごく疲れてしまう、特定のことがらに拒否感があるなど、不登校かそうでないかというだけでなくグラデーションのように様々な状況があると考えています。サイト作成にあたっては読んだときに共感してもらえるような配慮した言葉を工夫します。

ロゴ作者のメッセージ

ご自身も不登校を経験され、その後に芸術大学を卒業したイラストレーター篠原美結さんにメインのイラストをご依頼しました。私たちの活動やそれぞれの思いをよく聞いてくださり、すてきなイラストを描いていただきました。

私自身も不登校を経験し、人生が止まったように思った時期がありましたが、まわりの人に支えられ「続いていく」と気づけました。迎えてくれる人、悩みを支えてくれる人がいるから前に進める。その想いを込め、手を取り合う生き物を描いたマークをデザインしました。 (作者:篠原美結 より)